【寺院名】大雲山 康國寺(こうこくじ)
【宗派名】臨済宗妙心寺派
【別名】
【住所】島根県平田市国富町1301
【本尊】釈尊牟尼如来
【開山】孤峰覚明(三光国師)
【開基】三沢康国
【由緒】康国寺は、山号を大雲山と号し、臨済宗妙心寺派に属する寺である。臨済宗大雲山康国禅寺は、元享2年(1322)南北朝時代、孤峰覚明禅師(三光国師)の開闢の霊場であり、大檀越三沢康国公の寄捨の地である。同寺の庭園は江戸時代末期の天保年間(1830-44)に、松江藩7代藩主不昧公が江戸から連れ帰った庭師沢玄丹に施工させ、築庭された庭で、旅伏山麓にあり、禅院特有の枯山水庭園で、借景に旅伏山を取り入れている。自然山水との調和の美しさは見る人を誘い、この地方独特の松を配した様式手法は美的効果を一層高め、整然と置かれた飛石、池に面した老松のたたずまいなど、山陰随一の名庭園と言われている。
【寺宝】聖徒妙麟/古文書/白隠禅師書