【寺院名】朗詠山 長源寺(ちょうげんじ)
【宗派名】浄土宗知恩院派
【別名】
【住所】京都府京都市左京区岩倉長谷町575
【本尊】阿弥陀如来
【開山】
【開基】
【由緒】長源寺は、山号を朗詠山と号し、浄土宗知恩院派に属する寺院である。本尊は、阿弥陀如来立像で、同厨子内の両脇に観音菩薩(向かって右側)、勢至菩薩(向かって左側)を安置する。同寺は、寛正4年(1463)長谷上ノ町に創建され、寛文12年(1672)真悦和尚がこれを再建、中興の祖となると伝えられる。明治5年(1872)長谷地区に点在していた恵尊寺、地蔵院、無縁堂、常春庵、妙源庵の5ケ寺を合併吸収し、同時に地蔵院へ移転した。昭和38年(1963)12月、岩倉明徳小学校の旧講堂の建材を利用して、小倉山山麓の現地に堂庫裡を新築再移転した。開創以来、人々の厚い信仰を集めつづけて今日に至っており、また南庭にある宝篋印塔や層塔は鎌倉〜室町時代のもので、仏像、石仏共に往古の長谷村を物語っている。
【寺宝】薬師如来立像(重文)/阿弥陀如来立像/観世音菩薩立像/勢至菩薩立像/十一面観世音菩薩立像/地蔵菩薩坐像/不動明王立像/その他多数あり